選手感想

オリジナルキャラクター全員

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キャプテン翼2に登場するオリジナル選手の面々。
ほとんどが顔も会話も性格の設定も一切ないにもかかわらず、プレイヤーに強い印象を与え、30年経っても愛され続けている選手たち。
そんな彼らの感想と、イメージの話をしようと思います。妄想も含まれていますので、話半分で読んでください。

 

–御三家–

  

言わずと知れたボス集団。サッカー王国ブラジルのエースカルロスと、インテルで活躍する最強GKゲルティス、そしてその存在が明かされずにいたスーパーストライカーコインブラ。この3人は作中でも別格のため、『御三家』と称する。


コインブラ
ロベルト本郷が密かに作り上げた、副題でもあるスーパーストライカーその本人。登場のインパクトと参戦したときの爆発力、その圧倒的存在感にタイトル以上に有名な選手ではないでしょうか。彼の半生について妄想するとキリがありません。まさかナトゥレーザのようにアマゾンの奥地で天然サッカーしてた?…ようには見えませんが。
【イメージ】御三家は全員顔グラフィックがありますので、その絵を参考にしました。実は耳隠れ系なんですよね。いったいどこで耳出し系と勘違いしてしまったのか。次回作以降で腕まくりするので日向タイプだと思っていましたが、よく見ると新田型…?前髪と襟足の長さに彼のアイデンティティを詰め込んでいます。クールだけどちょっと世間知らずな。


カルロス
序盤から翼のライバルとして立ちはだかるため、今作の正当なラスボスは彼のはずですが、他2名のインパクトが大きすぎて隠れがち。そんな彼には敬意を表して、絵を描くときは、常に今作の敵の親玉のポジションに置いています。ミラージュシュートよりリーサルツインの方が有名かもしれない。
【イメージ】顔グラフィックはおそらく来生系なのでしょうが、そこに原作のサンターナ成分として、長い襟足を付け足しています。また、終始彼はスポーツマンシップに溢れる好青年ですので、いつも笑顔であるように描いています。あとまつげ。コインブラに現世の楽しさや作法を教える日々です。


ゲルティス
ワールドユース大会のために、イタリアから急遽帰国。珍キーパーメオンを差し置いて堂々代表入り。満を持して最終戦で発動されるダークイリュージョンの絶望っぷりに、ラスボスの貫禄を見せつけられます。これまで回ったり分身したりするキーパーはいましたが、さすがに異次元空間を発動する選手は初めてでしたね。
【イメージ】ラテンのいい男。GKによくあるガッチリした体格ではなく、引き締まった筋肉質で、胸の空いたフラメンコの衣装が似合うような雰囲気を持った人物を想像しています。彼からは妙な色気を感じるからです。後に某カップルのお助け役として活躍することから、人の恋路を応援する世話焼き系か。しかしうっかり笑顔で、君の彼女って美人ではないね!とか失言しそう。

 

–ブラジルの屋台骨–

   

フラメンゴに所属するカルロスのチームメイトであり、リオカップ編のラスボスメンバー。カルロスに勝らずとも劣らない実力の持ち主であり、ブラジルユース戦においても、いやらしい配置で全日本を苦しめる、まさに陰の立役者といった存在。


サンタマリア
ひょっとしたら御三家衆よりも手強いのでは?と思わされるほどの実力者です。ブラジル戦でカルロスやコインブラばかりに気を取られていると、あっという間に彼のバナナシュートによって風穴を開けられてしまいます。基礎能力が非常に高いため、「ボールを渡してはいけない相手」に区分されるのでは。
【イメージ】白人の浦辺型ですが、フラメンゴの大人っぽいBGMとキャプテンカルロスの人望もあって、悪意毒気のない顔にしています。バナナシュート自体が実在するテクニックなので、良識人のイメージです。カルロスやジェトーリオとは、お互いの長所短所を出し合って、切磋琢磨しているとか。好青年ですね。


ジェトーリオ
攻めるDFであって、まさかのドライブシュート持ち。これは、ブラジルユースレベルになると、DFであってもそれくらいは自在に操れるという、一種の「格」を見せつけるものなのでしょう。それはいいのだけど、せめて守備技も持っているべきでは…。このゲームで彼の名前を挙げると、通っぽさが出ます。
【イメージ】敵の○番で使われる、通称『モブ顔』でありながら名前ありの敵って、実は彼だけだったりします。味方ではサンパウロの三人衆がその顔にあたります。サンタマリアと同様の理由から、物わかりの良い好青年らしさを表現できればと思っています。『モブ顔』って結構真面目そうな顔つきですよね。口閉じてるから?

 

–血の気の多い武闘派コンビ–

   

サントスに所属する血の気たっぷりの中ボス2人。ゴリゴリFW気質のザガロと、パワー型DFのディウセウ。準決勝で対峙する彼らからは、王手前に潰してやるという意気込みが感じられる。


ディウセウ
パワーブロック・パワータックル持ちの生粋のDF、かと思いきや、高い浮き球シュートとしてオリジナル技・キャノンヘッドまで持つという、どうしようもないアグレッシブさ。オフェンスだろうがディフェンスだろうが、構わず蹴散らして突撃する荒々しさが彼の最大の魅力でしょう。
【イメージ】なぜガチムチピンク。テクモどうした。パワーと冠する技持ちから、おそらく次藤型と思われますが、そこにピンクヘアーと必殺ヘッドを持ってきた、類を見ないハイセンスです。いかつい顔つきにマッチョな体格、白い肌に明るい髪の毛という、個性的な戦闘民族。試合前に雄叫び上げてそうです。でももち肌。


ザガロ
ブラジルの日向と呼ばれる超攻撃的FW。ロベルトの珍解説が有名だけど、実際プレイしていると解説はあまりアテにしていないので、スルーしがちかも。FWが強引なドリブル持ちは反則級。ダブルイールはタイガーショットのような全力シュートではなく、とんでもない軌道を描くことから、テクニックもかなり高そうです。
【イメージ】技も容姿も、完全に日向型。こと、サッカー王国ブラジルで『キーパー殺し』などと呼ばれるくらいですから、日向よりもさらに攻撃的な印象です。同じ攻撃性でも、コインブラはどこか世間知らずで抜けてる印象ありますので、場合の応じての配置換えが楽しめそうです。ディウセウとは戦友といったところでしょうか。戦友の雄叫びは静観。

 

–コートを蹂躙する残像–

   

パルメイラスに所属し、トリッキーな動きで敵チームを翻弄する2人。得意のドリブルからつながるコンビ技は手強く、まさに序盤の壁。ブラジルという国がいかに達人揃いなのかを思い知らされることになるだろう。


ネイ
消えるフェイントで場をかき乱しかと思いきや、トニーニョとのコンビ技ブースターシュートであっという間に得点をあげます。特にパルメイラス戦での消えるフェイントは、その時点でのサンパウロ勢にはなかなか止めることができず、ひたすら残像演出を眺めるハメに。彼に振り回されたプレイヤーも多いのでは。
【イメージ】正統派タイプのドット絵ですが、ブースターシュートにて、トニーニョのゴールにも関わらず自分の得点とするあたりに狡猾さが見られます。そんな身勝手さを表現すべく、勝ち気だけどちょっとお調子者な雰囲気で描いています。消えるフェイントを使って、日常でちょっとしたいたずらもできそうです。多才な男です。


トニーニョ
ネイの相棒といった位置づけですが、地味に翼くんの代名詞ドライブシュートを会得しています。一方、ネイはトニーニョがいないと必殺シュートが打てないため、相棒としてのトニーニョの存在の大きさがよくわかります。ブラジルユースの中では、基礎能力は抑え気味。ネイがいない方が輝けるんじゃないのと言ってはいけない。
【イメージ】テクモ版における、貴重な坊主枠。ベースが石崎からできていることから、こちらもお調子者かと思いきや、コンビの花形ではない方だし、堅実なドライブシュート持ちなので、どちらかというと真面目系だろうか。ネイのトリッキー言動の一番の被害者兼貧乏くじ担当。

 

–死線の要塞–

   

サンパウロFCに所属し、レナート前の最後の壁として活躍する両名。翼、バビントンに次いで能力が高く、ここぞというときにファインプレーを見せてくれる、チームの兄貴的存在。最後のブラジル戦で相見えたときの感動は筆舌に尽くしがたい。


アマラウ
高い浮き球を得意とするDF。彼のパスカットの安定感はなかなかのもの。今作ではDFを操作することが物理的に難しいため、後衛より中盤の守備として活躍させたいところですが、じゃあ代わりに誰をDFにするかの問題が勃発するので、結局完全後衛のままというケースが大半だと思います。
【イメージ】浦辺型ですが、前述の通り頼れる兄貴的存在なので、浦辺らしさはほどほどにして、少し年上くらいの気持ちで描いています。(大友中やRJ7の浦辺は兄貴らしさもありましたが)ドトールとは阿吽の呼吸で、管理人の描くほとんどの絵でアイコンタクトとっています。モテたい。


ドトール
低い浮き球を得意とするDF。アマラウと対になっていて、こちらはタックルが得意…ですが、タックル自体が反則を受ける可能性が高く、ここ一番という時に裏目に出ることがあり、運用は少々難しめ。それでもサンパウロにおいて頼りになる1人であることは間違いありません。あと圧倒的に名前が覚えやすい。
【イメージ】来生やディアス型であるため、小柄な攻撃タイプ…にはせず、アマラウと同様に少し年上的なイメージで描いています。弱小サンパウロとブラジルユースで磨かれた精神、必殺技こそないものの、自分を信じる力は強そうです。「水」というと「うい」とアマラウがペットボトルの水を投げてくれる感じ。モテたい。

 

–10番を背負う者–

コリンチャンスに所属し、序盤の敵ながら、実はブラジルユースの10番という希有な選手。ただこの10番もかりそめの物なのか、最終戦後半ではスーパーストライカーコインブラに取って代わられるという、今作屈指の不遇な人物。


リベリオ
中盤で安定感を発揮するMF。得意のバナナシュートはあまり披露する機会はないものの、サンタマリアと同程度のテクニックの持ち主と思われます。コインブラとの交代に関しては、カルロスですら知らなかった情報を、事前にロベルトと打ち合わせていたのでしょうか。もしリベリオ自身にも知らされていなかったとしたら、かわいそうにもほどがあります。
【イメージ】長髪型。しかしこのゲームにおいてはミディアム(井沢とか)からセミロング(佐野とか)までこのタイプなので、実際の髪の長さは分かりません。ただ、根拠もなく、毛量が多い歌舞伎のようなイメージをもっています。コインブラの件には大変不満がありそうですが、それはともかく自分の去就についてはちゃんと考えている、常識人という感じもします。バナナシュートが実在の技だからかもしれません。あと名前好き。

 

–絶対王者の貫禄–

   

ハンブルガーSVに所属し、ドイツ代表でも登場する、ある意味テクモ版的ドイツ選手の看板。シュナイダーの抜けたハンブルグを支える凶暴アタッカーとスーパーパサー。ここにカルツとSGGK若林が加わるのだから、クラブとしての完成度は今作随一では?


カペロマン
サイドラインから一気に上り詰めてサイドワインダーを打ち込む、滝どころかマーガスのお株まで奪った張本人。次回作では顔とセリフと、サイドラインのステータスアップという、原作選手並みの好待遇を受けています。それゆえ、何かしらの媒体で彼の活躍を再び見たいと願うプレイヤーも多いはず。
【イメージ】サイドワインダーという蛇の名前の必殺技を持っていることから、見た目のモチーフも蛇です。冷たい瞳と牙を特徴として描いています。(牙は画像を縮小して見えなくなってしまいました)もっとも、元ネタは派生したミサイルの方なのかなと思っています。好戦的だけど努力家、サイドワインダーには絶対の自信があり、魂を込めて叫びます。「うなれ!!」


メッツァ
必殺パス持ちという、敵ではやっかいこの上なく、味方であれば大変重宝される選手です。トップスピンパスからのカペロマンのサイドワインダーは黄金パターン。FWが動きやすいところへパスできる能力は、キャプ翼らしからぬ戦略性を秘めています。もし敵選手からひとり引き抜けるとしたら、管理人は間違いなく彼をいただきます。
【イメージ】正統派型の見た目に恥じぬ、THE・正統派パサー。シェスターのお株を奪ってますので、彼とは被らないような見た目にしようと思い、童顔垂れ目タイプになってしまいました。裏設定ですが、カペロマンさんと呼んでいます。魚クンさんみたいな感じに。闘志高ぶったカペロマンに頭をガシガシ噛みつかれている。でもメンタル強い。

 

–天才に隠れた、秀才と鬼才–

   

ファン・ディアス率いる、南米の雄アルゼンチンユースの2人。頼もしい味方と序盤の敵だった2人が、終盤になって翼たちに挑む姿は、ゲームだから表現できた最高のシチュエーション。既存の3人とは被らない個性をいかんなく発揮してくれる。


サトルステギ
全体的な基礎能力は並み程度であるものの、異常なシュート値と、凶悪技ダイナマイトヘッドにより全てを吹き飛ばす、今作一の『鬼才』。ドリブル中の彼がそのまま突き進んでくれれば通常シュートになるので、あえて止めないのも手段かもしれません。いや、通常シュート値も今作No.1なんですよね。つくづく極端な性能の持ち主です。
【イメージ】実は、かつて西村某先生が描かれたファンアートが元ネタになっています。といっても、雰囲気だけ。顔は珍しい滝型ですが、イメージを膨らませてこのデザインに至りました。銀髪猫目で、そこそこ特徴的になったのではないでしょうか。前髪の描き方を毎回忘れます。身長も体格も並み、出っ歯は矯正。バビントンとは旧知の仲。バビって呼んでる。


バビントン
頼れる味方が敵として立ちはだかるという超特殊ポジション、もはや語るまでもない人気『秀才』選手。もし彼に顔・セリフ、ひいては必殺技が与えられていたら、逆にここまで知名度がなかったかもしれません。今作のテーマから順当に考えればブラジル人でいくところ、あえてアルゼンチン人。しかも白人赤髪長髪ゆえ、美形を連想させるところも評価高いですね。
【イメージ】バビントンの絵を妄想していた時、ちょうどシュタインズゲートのアニメを視聴していたため、牧瀬紅莉栖に大きく影響されてしまった…。一切セリフもなく、常にサポート役にまわっていることから、クールなイメージがあります。努力を重ねた寡黙な秀才。その反面、普段ぼーっとしているので、親友のサトルステギに突っ込まれがち。彼とは自分にはない能力を持つ者同士、とても尊敬しあい、同時にひそかに嫉妬しあってたりして。

 

–皇帝を討つ新星–

   

ジュニアユース時代には鳴りを潜めていたが、突如頭角を現した天才ドリブラーと攻撃的DF。シュナイダーに並ぶと称されることから、多くの有識者が彼らの成長に注目しているだろう。


イスラス
JY時代おなじみの強国が並ぶところ、前触れもなく決勝トーナメントに現れたインパクトは圧倒的。高速ドリブルはシンプルながらも手強く、また必殺シュートはオーバーヘッドキックのみという、研ぎ澄まされた基礎能力の高さを感じさせます。原理不能な必殺技が飛び交う中、この彼の技ラインナップは一流中の一流ではないでしょうか。
【イメージ】イケメン!!基礎修練を極限までこなしたことで、自分に絶対的な自信を持っていると思われます。そこらの凡人とは一線画し、それはルックスにおいても相当の持ち主であると考えています。イケメンって髪型で決まるところありますので、彼の髪を描くときは慎重です。あと左耳のピアス。本当に彼がシュナイダーに挑むifシナリオを見てみたいものです。


リブタ
必殺タックル・ブロック・ドリブルという、DF三神器持ち。ユースのDFでこの3つを持ち合わせていれば、間違いなく一流でしょう。かと思いきや、オフェンス能力も高く、どのポジションでも難なくこなせる器用な選手です。しかしリブタって名前すごいですね、どこの国の名前でしょうか。オランダではなさそうですが。
【イメージ】オランダの浦辺になりますが、浦辺とは比べものにならないほど(申し訳ない)DFとしても活躍します。イケメン風吹かしまくりのイスラスに対して、彼は堅実派といったところでしょうか。肌の色から、他国の血が流れているかもしれません。口を開いた第一声はだいたい「おい、イスラス」。なんだかんだでイスラスのスーパープレーに魅せられている一人では?

 

–狙う鷹の目–

ASローマに所属する、イタリアユースの一角。守備に特化したイタリアに、ついにFW選手が登場。パーフェクトゴールキーパーヘルナンデスの攻略だけが戦いではない。そういえばコンティくんはどこへ?


ランピオン
ジャパンカップ初戦で対決することになります。ただこの章は全日本、ハンブルグ、ウルグアイと存在感の強い対戦相手だらけで、このローマがいることをうっかり見落としがちかも。イタリア戦で再登場したときに、あれ、見覚えのあるような…という感覚に陥ったのではないでしょうか。意外にも凶悪ヘッド持ち。
【イメージ】青浦辺。あらためて見ると、浦辺型多いですね。原作イタリアは「紳士」をプッシュしているので、彼も紳士的にしようと思ったのですが、浦辺型紳士の絵が描けませんでした。あとロケットヘッドのモーションがあまり紳士っぽくないんですよね。ヘルナンデス、ジェンティーレに並んで、彼もきっと良い体格の持ち主でしょう。

 

–メキシコの超人脚力–

決勝戦初戦であたるメキシコユース。南米と言えばブラジル・アルゼンチン・ウルグアイですが、このメキシコの存在を忘れるべからず。派手さはなくとも、基礎能力で全日本を圧倒する


エスパーニャ
謎の多いメキシコユースのエース。必殺技がない分、基礎ステータスが極めて高く、彼の動きは「何もせずに必殺技を使い続けている状態」と認識した方が良いくらいです。特にパス能力の高さには目を見張るものがあります。が、パスせずに彼がゴールまで突っ走った方が決まるんじゃないの?と思ってしまいます。
【イメージ】正統派型。もっとも彼の場合はその背景が全く語られず、名のあるチームメイトもいないため、ほとんど妄想に頼っています。彼の個性はなんといってもタトゥー。中南米らしさ(偏見)が出たのではないでしょうか。あとサボテンを意識しています、全然表現できてないんですが、季節によって先端に小さな花か咲くタイプですね。強気陽気な選手です。

 

–遮蔽された禁忌の技–

   

謎に包まれた、いまはなきソ連ユース。ワールドユース予選では、抜群のスタミナと緻密なプレイ、という意外は目立った前情報はなし。しかし実際はとんでもない必殺技を隠し持っていた。


ラシン
必殺技持ちのGKです。全日本のシュートを止めるべく発動するのは超秘技「分身セービング」。パルメイラスで登場したネイも大概ですが、GKまで分身するご時世です。これ、シュートコースを決める前に分身して、敵の判断を鈍らせるという代物だとしたら、かなり強力な必殺技ではないでしょうか。いやエフェクト的にはシュートされた後に分身してますね、それ意味あるの?
【イメージ】ピンクヘアーのヘルナンデス型ということで、基本は知的GK(ゴリラ系にあらず)だと思いますが、ソビエト連邦という国柄状、謎が多く厳しい雰囲気にしようと思いました。そしてちょっと老け顔にして、そもそも何歳なんだという謎を。思考も年齢も悟らせないGK。分身しながらリアルマトリョーシカを演出してくれるニクい一面も。(偏見)


ベラエフ
抜きん出た能力があるわけではない、万能タイプのFWです。ソ連は予選リーグの準決勝ですが、このあたりの対戦国のFWになると、ノーマルシュートでもゴールネットを簡単に突き破ります。当然彼も。もしや彼は強化人間プロジェクトを施された末なのでは、などと勝手に邪推しています。その後、ソ連(ロシア)は登場しないため、すべては闇の中…
【イメージ】来生型の天然パーマ。モコモコな髪型はディアスやカルロスで使い尽くしてしまったので、ふわふわな髪型で描いてみました。ラシン同様、彼も謎に包まれているので、あまり考えが悟られないよう下まぶたの線は描かず、どこか心が読めない顔をしている、という雰囲気を出せるようにしています。

 

–生誕母国の意地–

サッカー誕生の国、イングランドユース。原作ではDFのロブソンが登場するが、翼たちとの絡みがあまりなく、その他ライバル国といった枠組みに収まりがち。今後活躍する場はあるのだろうか。


ロリマー
原作選手のロブソンと肩を並べるFW。登場するタイミングの割には、ノーマルシュートがとても強い選手です。次回作でオリジナル必殺技を習得してくることから、JY時代ではまだ開発段階なのでしょう。(その技自体、どういう仕組みなのかわからないやつ)予選リーグは個性的な選手だらけですが、その中で堅実な動きをするあたり、母国のプライドでしょうか。
【イメージ】長髪黄色人種型でしょうか。髪型色的にバビントンに似ていますが、ロリマーの方が黄色みの強いヘアカラーかと思います。…という点にいま気がつき、もっとそれっぽいカラーリングで描くべきだったと反省。すらっとした長身に、やや厚めの唇。以前街で見かけたイギリス人がそんな感じだったので、そうしました。安直な理由ですみません。

 

–音速のトリグラフ–

   

ポーランドユースのあまりに個性的すぎる2人。ポーランドといえば、先のロシアW杯で日本と時間稼ぎをした印象が強いですが…。前作から続投の国であることを忘れてはいけません。


ジャイッチ
大変名前が特徴的なGK。英語表記は『Djazic』。これはなかなか読めません。そして特筆すべきは必殺技「ローリングセーブ」。少年漫画的に回転するのは強そうな演出にあたると思われます。なので、現実的な実用性など考えてはいけません。今作のハードがSFCだったら、回転はお得意の演出機能だったのになあと残念な気持ちになります。
【イメージ】珍しい中西型。おそらくこれは中西本人とこのジャイッチだけでしょう。舌出しキーパーというものが海外にいたのかと思うと可笑しくて仕方ありません。ただ髪色が黒なので、中西くん帰化した疑惑もあります。速すぎて制御不能になり、止まらなくなったチームメイトマッハーをその腹で受け止めてくれることでしょう。


マッハー
名は体を表すをそのままずばり貫いた選手です。FWとしての能力も一流ですが、何よりもそのドリブル速度は異常。コート全体図で示される動きがただ者ではありません。みんなが一歩ずつ歩くところ、ひとりだけ2歩跳びくらいで駆けている状態。音速ドリブラーとしても類い稀な活躍ですので、短距離走の選手として進む道もあったんじゃないか?
【イメージ】貴重な坊主枠です。しかも彼に限っては前作からも続投で、引き続き坊主。年季が違います。対戦したときの恐ろしさは忘れられませんので、鬼の形相でコートを一気に駆け抜けるイメージです。彼については、サッカーに限らずパン食い競争とか借り物競争とか、いろんな種目に参加してほしいですね。

 

–雪辱の因縁対決–

   

原作においては、片桐・見上・賀茂時代に壁となった韓国ユース。つまりアジアの舞台から抜け出すための壁となる国。ゲームでもその因縁を予感していたかのように、アジア予選のラスボスとして君臨する。


キム
韓国ユースの、おそらくキャプテンでしょうか。11番のウイングFWです。彼単体の必殺技は持っていませんが、相棒のシャと一緒のツインシュートが打てるという、日本のゴールデンコンビに匹敵するプレーを見せてくれます。ドリブル能力が高く、ボールを奪うのは困難ですが、早々にノーマルシュートを打ってくれればカウンターで流れを変えることができたりします。
【イメージ】一応来生型。ただ、来生亜種はたくさん描きましたし、韓国ユースの2人のイメージがずっと定まらなかったことから、思い切って韓流俳優を参考にしながら描きました。日本人とはちがうアジア顔にしたかったというのもあります。テーマは今にも甘く歌いそうな顔。
※追記:キムは来生型でなく、カルロス型という指摘をいただきました。現在確認中ですので、しばらくお待ちください。


シャ
ゴールを虎視眈々と狙うセンターフォワード。厄介な「強引なドリブル」持ちのため、迂闊に近寄ろうものなら吹っ飛ばされて行動不能になってしまいます。また、シャという名前について、軽くネット検索してみましたところ、韓国ではあまり見かけないようです。漢字で車になるとしたら、原作の韓国ユースと同じになります。もっともあちらの読みはチャ、ですが。
【イメージ】攻撃的FWのひな形とも言える日向型。日向型の総本山ザガロがいますので、キムと同じく彼のイメージにはとても悩み、やはり韓流スターを参考にさせてもらいました。シャの場合は歌うというより、戦争ものの映画とかに出演する雰囲気を出そうと思いました。韓国のメディアは詳しくないので、先入観の塊かもしれません。

 

–摩訶不思議四次元殺法–

   

ワールドユースアジア予選において、初めて名前・必殺技ありの相手である中国ユース。坊主頭の2トップ双子が、これぞキャプ翼といわんばかりの派手なコンビ技を炸裂させ、激しく得点をもぎ取っていく。


リ・ハンネ
試合終了後のセリフの入りが彼からなので、たぶん双子の兄。というかそもそも双子なんですか?あまりにそっくりなので当然のように思い込んでいましたが。代名詞の「昇竜脚」は、立花兄弟同様に、飛ぶ方飛ばす方の役割があるのか気になります。またこの雑技団のようなコンビ技、らんま1/2のような「中国4千年の歴史」による曲芸技が流行った時代の産物でしょうか。
【イメージ】坊主!それが彼の最大にして唯一の特徴です。そしてセリフと顔が用意されている数少ない選手です。といっても、石崎の顔が1カメ・2カメと映る程度。しかしその結果、トニーニョやマッハーのような石崎との差別化はなく、むしろ石崎に近いほど正解というアイデンティティが崩壊しそうな結果を導き出しました。


リ・バンクン
父親が日本でコックをしているという試合とはまったく関係ない情報を石崎にもたらす双子の弟。同じアクロバット技でも、立花兄弟とは違って肩と全身で支えるので、負担は少なそう。おかげでプロになっても使用可能のようです。しかしスカイラブは土台の足を跳躍のバネにしていますが、昇竜脚の土台の肩はいまいち何をしているかわかりません。まず脚じゃないしな。
【イメージ】坊主!それ以外特にありません。兄のハンネと一卵性双生児であろうということで、笑ったり怒ったりするタイミングが一緒かもしれません。そしてステータスはどの能力も全て一緒なので、双子を通り越してクローンを疑うレベルです。ちょっとは髪型とかに見分けるための特徴をつくってくれないと、味方も監督も混乱してしまうのでは?

 

–クラブに馳せる思い–

   

グレミオに所属する国の異なる2人。クラブでは輝くけれど、ナショナルチームに戻るとサポート役もしくは控えに回る。絶妙な立ち位置の2人は今でも根強いファンがいるとかいないとか。


メオン
本名はクラウディオ・メオン。かっこいいですね。翼のドライブシュートを見切ると同時に、翼にドライブオーバーヘッドという新技を開発するきっかけを与えてしまった、行動が裏目に出る選手。とはいえ、ドライブ系は一切通用しないという能力は、運用次第ではかなり強力なスキルになるはずだと思います。でも彼の場合、すぐ敵にアドバイスしちゃうからなあ。
【イメージ】一応ヘルナンデス型。彼の場合顔どころか全身絵まで用意されているVIP待遇。しかし試合前に偵察して余計なこと宣言して自爆するどうしようもない男。ただいつも自信だけはありそうです。自分がブラジルの正GKになると信じて疑わなかったはず。なので、ゲルティスのことはどう思っているのでしょうか?しびれ薬でも盛って正GK奪おうと考えてないか。


ダ・シルバ
ブラジルで活躍するウルグアイ人。FWに配置されていますが、どちらかというとドリブルの方が得意そう。ウルグアイはビクトリーノの黒豹のイメージが強いので、きっと彼も颯爽とコートを走り抜けるのでしょう。チームメイトのメオンとの関係性は不明。メオンくんクセ強そうだから、仲良くできてるのか心配です。後に袂を分かつことになるようです。
【イメージ】正統派型ですが、その特殊な名前の方が印象的かもしれません。彼については顔のイメージが浮かばない&ビクトリーノよりも目立ってはいけないということで、へのへのもへじばかりでした。(余力のある方、絵倉庫で探してみてください)しかし集合絵でそれはあんまりなので、仮面を外したという設定。きっと目立つのはあまり好きではないのでしょうね。

 

–リオの覇者–

   

  

翼が念願のブラジルへ渡り、そこで出会った戦友たち。ひとりひとりは微力ながらも、絶妙なチームプレーで、数多の受難を乗り越えてリオカップの覇者となった、素晴らしきサンパウロユース。


ジウ
サンパウロのれっきとした点取り屋FW。のはずが、翼・バビントンという2大スターの存在と、さらには双璧のアマラウ・ドトールがいて、いまいちFWとしての存在感が弱いのは否めません。だた、後のシリーズでずっとサンパウロのFWを任されていることを見ると、安定した能力を持っていると思われます。彼の名誉のため、ぜひ『味方チーム戦績』を見てください。
【イメージ】黄色みの強いオレンジ髪の正統派型。当然セリフはありませんが、すごく楽しくサッカーをしてそうな雰囲気があります。同じFW属性のプラトンと夢を話すのが好きで、これからのサンパウロを熱く語ってそうです。もしサンパウロのみんなとたくさんの大会で優勝できたら、とか。精神論だらけですが勇気づけられる仲間も多いはずです。


プラトン
良識派のFW。別名、点を取らないFW。彼はゴールを決めるよりアシストの方を得意としています。ジウが最も決めやすいコースまでドリブルで運んであげる役目。よく翼のワンツー相手も務めます。また中盤でドジやらかすバチスタを立て直したり、酷使されて疲れたバビントンのサポートにも駆けつける。サンパウロのバランスをうまくまとめています。
【イメージ】通称『モブ顔』その①。プラトンといえば哲学者が浮かびます。各選手の状況に応じて動くことから、物わかりの良い優しそうな顔を想像しています。特に問題児バチスタの指導役兼つっこみ役。コミュニケーションによるチームワークを大事にし、SNSの返信も几帳面。自分で終わるまでちゃんと返信続けちゃうタイプ。


バチスタ
何かと問題のあるMF。どんぐりの背比べ状態のサンパウロの中でも能力の低い選手です。大器晩成タイプかと思いきや、別にそうでもないらしい。そのせいで当サイトでもオチ担当になりつつあります。要所で決まらないと「まあバチスタだし…」、決まると「うおおおおバチスタ!!」になる、ちょっと得してる男。
【イメージ】通称『モブ顔』その➁。なぜ彼の絵がオールバックなのかというと、これはサトルステギ同様、西村某大先生にそう描かれ、しかもそれが大変イメージにぴったりしていたからです。髪型かっこつけて調子乗ってる割にやらかしちゃう。そんな憎めない選手想像しています。裏設定でサブカル好き。どうでもいい知識の引き出しは無駄にある。


タハマタ
ごっつぁんゴールを生業とするMF。能力こそそこまで高くないが、おいしいところに毎回現れる、先を読む力のある男。当サイトの戦績においては、FWのプラトンよりも得点しています。もしかして、プラトンとポジションを変更した方が良かったかも?小刻みなパス・ドリブルを繰り返して前進する時に大きく貢献してくれます。
【イメージ】通称『モブ顔』その③。彼は冷静でしっかり者といったところでしょうか。同じポジションで同じく堅実派のバビントンとは話が合いそうです。自分の力量を理解しつつ、活躍できる場をしっかり抑えています。カラッポのゴールに向けて流れてきたボールを転がす使命感は人一倍。その落ち着きよう、もしかしたら既婚者かもしれない。薬指に注目!


リマ
バチスタと同じく、サンパウロ内の最低ステータス選手ではあるけど、今作ではうまく操作できないDFに配置されているので、彼の能力の低さはあまり目立ちません。はるばるブラジルへやってきた翼が最初に打ち解けたのは彼ではないでしょうか。理由はもちろん、南葛のアイツに似ているから。DFであることも翼にとっては重要です。守備に坊主がいるとしっくりくるね!と。
【イメージ】坊主型。ブラジルの石崎ですが、顔面ブロックが使えないので、実質劣化石崎でしょうか。和気藹々十把一絡げのサンパウロの貴重なムードメーカー。ジャポネーゼ翼と誇らしきブラジル人が仲良くなれたのも、リマのおかげあってかもしれません。なんてことを考えると、『翼とリマ』というお話が書けそう。原作のぺぺと被っちゃうかな。


マリーニ
坊主ではない方のDF。正直、彼の能力値では後半になるほど厳しくなります。それでもここぞというときに奇跡的なファインプレーで魅せてくれるので、サンパウロには欠かせない存在になっています。自分流が決まっていて、ちょっと堅物か。まあ、キャプ翼の世界のDFは、だいたい頑固で奇抜なタイプだらけですが。
【イメージ】早田・次藤型。THE・DFと言いたくなる顔です。このタイプはスポーティーな短髪ですが、マリーニに限っては完全に角刈りです。我流を貫く気難しい料亭の大将みたいな。勇退後は翼から教えてもらった曖昧な知識で、寿司屋を開店予定。常連はアマラウとドトール。「最近のブラジル代表も大変で…」「おう、寿司食ってるときは黙ってろや!」


レナート
サンパウロの最後の砦となるGK。ブラジルの森崎とかゴールポストの方がマシとか、好き放題言われていますが、シリーズ最後までサンパウロに尽くした偉大な守護神です。ゲームの仕様上、弱く設定されているのは仕方ないことです。名誉挽回のため、最後に秘技ダークイリュージョンを習得したレナートが登場する…なんてレナートらしくなくて没ですね。
【イメージ】ヘルナンデス型?試合中の動く絵はそうですが、対峙画面の絵はちょっとちがうかも。前髪の流れがヘルナンデスではないんですよね。まわりの評価は本人にも届いているであろう、そのため若干卑屈で情けない雰囲気。程よい脱力感です。レ「あれーシュート右に来ると思ったんだけどな~」 プ「ドンマイ!!^_^」 翼「100本シュート開始」