vs 全日本

キャプテン翼2 vs 全日本

 

歴史的ドリームマッチ。

別名、ボスラッシュ。

敵チームは当然、全員名前ありの選手。
それどころか、全員必殺技持ち。
​ジャパンカップ最大の難関だ。

いつもは操作側にまわる全日本ユース。
もし敵チームだったらどれほどの強敵なのかを痛感させられる戦いだ。
キャプテン翼vsキャプテン岬という構図も感慨深いな。​​

でも試合結果を見ると、ストライカーの日向があまり得点してない。新田は一点も入れていない。まあ、前半のみの出場だけど。
 
​それどころか目立つのは立花兄弟と仮病疑惑三杉。

立花兄弟。
次藤も加わってスカイラブツインシュートが発動可能になった。
次藤が遠い彼方にいても発動。政夫・和夫片方が発射されても、間髪入れず再発射。どう考えても立花兄弟と次藤はそれぞれ3人ずついる。
つまりサンパウロFC11人vs全日本17人である。いいんかこれ、片桐さん。

次藤の「佐野とのコンビプレイ」も謎。
次藤の強烈シュートに対し、後ろにいる佐野がヘッドで軌道を変えるが、次藤の前にいるサンパウロメンバーが吹っ飛ぶ。
​時空を自在に操る男、次藤洋。

戦績を見てわかる通り、やっぱり三杉が強い。
​三杉は新田と交代して後半のみ出場するが、圧倒的な強さ。
​1回戦目の後半で即2点取られたときは唖然としたな。さすが元祖日本一。

そして負け濃厚になった瞬間によぎる悪夢。​

ああ、またサイドワインダー・・・・・・

全日本戦は負けた場合ハンブルグからやり直し。
俺たちの苦闘の軌跡をぜひ見てくれ。

原作では日向や岬の活躍が多いけど、ゲームでは立花兄弟が目立つ。
これはゲームの醍醐味かもね。立花ファン歓喜!

ハンブルグの若林ほどじゃないにしても、GK若島津も堅い。
無限ガッツ三角飛びキエエー乱発。シュートがなかなか決まらない。
そしてブロックにも登場するスカイラブ。
くそっ、、、だぢばな゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!!

三杉、なんでそんなに強いの。
サンパウロのDF全員で突撃しても、カスリもしない。
新田!!フルで出場してよ!!
もっとお前は自己主張してくれ!!!

​ゴール付近でウロチョロしてる松山に出くわすと、ふらの戦の悪夢を思い出す。
早田も厄介だ。
カミソリタックル→カミソリパスの連携にペースかき乱される。

堅いDF陣とGKを突破するには、ハンブルグで培ったあの戦法しかない。
 
ヒールリフト&猛者は無視戦法。

加えて、辛うじて対抗できる新田・佐野がボールをキープした瞬間に、怒涛の勢いで全員でタックルをぶちかます。
 
題して、下級生殺し戦法。

ゴールから見てたよ。
新田がパスキャッチした瞬間に、翼・バビントン・タハマタ・アマラウ・ドトール総がかりでタックルしてたな。
​新田、別競技やらされてる感。そりゃ前半でリタイアするよ。

ヒールリフトのこぼれ球狙いが活躍した結果、点取り屋の俺よりポジション的に拾いやすいタハマタがやたら活躍している…

全日本戦は、規格外っていうか…
まっとうな戦い方したら勝てない相手って感じがしたよ。
翼は自慢のオーバーヘッドは封印気味にある。
​やっぱ正面衝突だけじゃダメ、ずる賢く戦略立てないとね。

​そして激闘の中、全日本戦でついたあだ名は?

かかと職人。

ごっつぁんゴール職人。

 
ジャパンカップ決勝戦はご存知、全日本。フォーメーションは以下のとおり。

FW:日向、新田(後半は新田→三杉)
MF:岬、政夫、和夫、佐野
DF:石崎、次藤、早田、松山
GK:若島津

「こんな形で再会できるなんて」という翼くんと岬くんの会話から始まります。
素晴らしいです。かつてエッフェル塔の下で感動の邂逅を果たした2人が、今度は敵キャプテン同士として祖国日本で再開です。胸が熱くなります。

日本の猛者を束ねた岬くんと、本場ブラジルクラブの頂点に立った翼くんです。
原作のジュニアユースとの対比を思い起こし、ゲームならではの最高の戦いと言えるでしょう。

そんな感慨深いシチュエーションに酔うのも束の間、キレポイント高し。
例のごとく、立花兄弟が無限ガッツをいいことに、x軸y軸z軸縦横無尽に暴れまくります。

そして恐ろしいことに、後半から三杉くんが、まさかのFWポジションで出場します。
攻めに特化した貴公子は、冷酷に容赦なくシュート打ちまくります。
サンパウロの守りの要、ドトールとアマラウでも止められません。

仕方ないので新田・佐野・石崎あたりがボールをキープしたら、速攻タックルします。
​サンパウロの基本戦法です。
三杉くんをはじめとした他の選手はなんかもうおかしいので抗っても意味なし。

個人的にいちばんの恐怖は、負けたらハンブルガーSV戦からやり直しというところでしょう。
またカペロマンとのゴール前チキンレースが始まります。
しかし、ハンブルグ負け試合が重なった結果、全日本戦は毎回レベルアップして挑むことができました。

ゴールを決めてはいないものの、岬くんの活躍は目を見張るものがあります。
中盤の司令塔として厄介な位置に回り込んできます。フランス仕込みの個人技も手ごわいです。

ちなみに、ヒールリフト戦法を使用すると、ゲームのシステム上、GKの必殺技を封印することができます。
若島津くんの「三角飛び」のセーブ率はなかなかなものなので、ヒールリフト使わざるを得ません。

敵として戦う全日本ユースは、必殺技のオンパレードでむくちゃくちゃです。
全日本と戦う各国のライバルたちを褒め称えたくなります。

 
【総評】​
必殺技なし、弱小サンパウロFCのすべてを今!!


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