決勝戦はご存知、日向くんの率いる強豪東邦学園。
高校生編の最大の難所です。
しかし、おやっ?
1回目で勝てたのか!!
しかもPK決着なし。珍しいな。
特筆すべき点は、突然張り切るシャーク岸田だろう。
最後になってどーした!
この「PKは俺様に任せろ」感。そんなキャラだったか?
浦辺も…明らかに何かの変革が起きたな。
全日本編で代表選考漏れする前の意地を見せたか?
正直、負けて戻されてふらのと何度も再戦する気持ちでいたのに、想像もつかない結果になったね。
大友中組に突然何かのスイッチ入ったのかな。
ふらの戦から活躍してほしかったけどね。
それでも追い上げる日向キャプテン、さすがだなあ。
ネオタイガーショットとかダメでしょ。
森崎、粉微塵になるぞ。
解説します。
確かに変革起きました。
実は沢田タケシがハーフライン付近でノーマルシュートを乱打していました。
セオリー通り、日向にシュートを任せればいいのに、なぜか頑張ったタケシ。
ハーフラインからなんて、無茶もいいところだよ。
おいしいところ取られてばかりで鬱憤たまってたのか?
高校生になって東邦コンビに確執が。
そしてマイペースな反町。
ていうか、ファミコンAI、たまに変な挙動するんだよ。たぶんそれ。
沢田の数回のロングシュートで簡単にカウンターできた南葛高校。
沢田、買収されたのか?
キャプテン岬の南葛高校編、様々な疑惑を残したまま幕引きとなったのである・・・
今回は岬くんが率いているため、翼くんほどの因縁はないかも。
しかし、テクモ版では高校1年時は東邦、2年時は南葛が優勝していますから、V2を賭けた戦いです。
そして前作からお馴染みの東邦学園のBGMがかっこいい。孤高の逆襲って感じ。
多くのプレイヤーが厳しい戦いを強いられたであろう、東邦学園。
ところが、いったいどういうわけか、苦戦することなく勝ってしまいました。
おそらく、プレイヤーの戦略やテクニックによって、得意・不得意の相手がばらけるのだと思います。
リオカップも、苦戦すべきフラメンゴには勝って、一方でパルメイラスに散々踊らされました。
特色が浮き彫りになるサッカーゲーム、ファミコンとは思えない、素晴らしい出来です。
東邦学園のエースはパワータイプのストライカー、日向小次郎です。
「強引なドリブル」と専用ワンツー「東邦コンビ」による突破力は、国内最強と言えるでしょう。
GK若島津くん、「三角飛び」という強力なセーブ技を持っていますが、うっかりゴール前ボールにつられて飛び出し、カラッポのゴールを浦辺に許してしまいました。
岬くんのジャンピングボレーも防げず。もっと跳躍力を磨くといいぞ。
また、シャーク岸田がPKを2回決めています。
PKは、原則、反則を受けた人物が打つようにしています。
(打たせてあげたいキャラを選択することもありますが)
今回DFからMFに上がった岸田くん、早速PKを誘発するマリーシアを披露してくれました。恐ろしい男。
そしていちばん驚くべきは沢田タケシというキーマン。
彼にボールが渡った瞬間、「ああ、東邦コンビやられる」と身構えたのに、まさかのノーマルシュート。
これには日向さんもびっくりです。タケシ???
反町くんはねじ込み要員として活躍しました。マイペースだなお前。
高校編は、無事キャプテン岬が勝利を収めました。
終わった後の日向くんがすごく穏やかで、聖母みたいな顔してます。小次郎???
【総評】
MVPはタケシ。